マンション修繕大百科
マンション修繕に関する
よくあるご質問を見る

大規模修繕や長期修繕計画、設備修理や理事会運営など、
マンション修繕・管理にまつわるよくあるご質問に一問一答形式でお答えします。
機械式駐車場・特殊設備
- 機械式駐車場の利用率が低く、維持費がかさみます。撤去や平面化を検討する際の注意点は?
- 機械式駐車場の撤去や平面化には大きな工事費が発生し、駐車台数が減る可能性があります。駐車場契約者への配慮や管理規約の変更、総会での承認手続きが必要となるため、事前にコストやスケジュールをシミュレーションし、住民への丁寧な説明を心掛けましょう。
- 機械式駐車場の安全性や法令遵守のため、どんな点検や検査が必要でしょうか?
- 一部の機械式駐車場は昇降機として法定検査が義務付けられます。メーカーや保守業者との契約を更新しつつ、検査結果を共有して不具合を早期発見することが大切です。安全性を確保することで、居住者の安心と事故リスク低減につながります。
- ゲストルームやスカイラウンジなど、共用施設の利用率が低い場合はどのような対策がありますか?
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維持管理コストが負担になっている場合、用途変更して会議室やイベントスペースにする、有料化して利用者負担を増やすなどの方法があります。総会決議や管理規約の変更が必要な場合も多いので住民のニーズをヒアリングしながら柔軟に運用を検討してください。
必要に応じて、マンション管理士等の専門家に相談することも検討しましょう。 - 防犯カメラやオートロックなどセキュリティ設備を後付けしたい場合、手続きや費用負担はどうなりますか?
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セキュリティ設備の新設やアップグレードは共用部の改修扱いで、総会決議が必要なケースが多いです。初期設置費用だけでなく、保守・電気代などのランニングコストも管理費や修繕積立金でどう分担するかを住民に説明し、合意形成を図りましょう。
必要に応じて、マンション管理士等の専門家に相談することも検討しましょう。 - プールやフィットネスルームなどの特殊設備を維持するメリットとデメリットは?
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特殊設備があると住民満足度が上がったり、資産価値が高まったりするメリットがありますが、清掃や点検などの維持費が大きいので利用頻度が低いと不公平感が生まれやすいです。定期的に費用対効果を見直し、必要に応じて運営形態の変更や有料化を検討しましょう。
必要に応じて、マンション管理士等の専門家に相談することも検討しましょう。