
2025.6.12
新!「マンション修繕なびアプリ」使用感レポート
2025年4月、マンション修繕なび はサービス開始から丸3年を経過し、4年目を迎えました。
これまで、50回を超える無料セミナーを開催し、約750組合の皆さんに参加いただきました。相見積もり取得に関する引き合いも150件を超え、サービス申し込みは増加を続けています。 そして2025年4月、新たに「マンション修繕なびアプリ」がリリースされました。
この記事では、新しい「マンション修繕なびアプリ」の”使用感”をお話しします。
マンション修繕なびについて詳しくは、▶動画「ここまで無料でできる!【マンション大規模修繕】専門家紹介サービス事業内容とセミナー参加特典」(https://www.youtube.com/watch?v=p02Gz1OCu0U&t=3s)をご参照ください。
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1.「マンション修繕なびアプリ」とは?
マンション修繕なび を運営する株式会社オプテージは、関西電力グループの通信・ICT事業者です。マンション修繕なびは、これまでのマンション管理業界と一線を画す立ち位置で、管理組合に対し新しいサービスを提供してきました。 この度、新たにリリースした「マンション修繕なびアプリ」は、マンション管理のICT化を推進すべく開発された、管理組合と各種事業者および専門家を直接つなぐアプリ(ソフトウェア)です。

2.「マンション修繕なびアプリ」今までと何が違うの?
「マンション修繕なびアプリ」が、これまでと異なる点は、主に下記の5点です。
①フォーム入力だけで24時間いつでも簡単に見積もり依頼ができる
②相見積もりの進捗状況がリアルタイムに共有される
③相見積もり取得後は比較表が自動生成される
④URL共有機能で、理事会や委員会メンバーに情報共有できる
⑤マイページで進捗を管理できる
3.「マンション修繕なびアプリ」その使用感
①進捗管理の仕組みに驚いた!
実際に使用してみて、さまざまな驚きがあったアプリですが、特に“相見積もり取得状況をリアルタイムに確認できる”点に、私は驚きを感じました。工事事業者の見積提出状況を、組合とマンション修繕なび の担当者が同じタイミングで確認できるそうです。情報のスピードと透明性を叶える仕組みだと感じました。
②自動生成される比較表が便利すぎる!
相見積もり取得後は、比較表が自動で生成されます。比較表には戸当たり単価なども記載され、見積内容の比較が容易に行えます。見積もり事業者紹介ページへのリンクもあり、事業者についても確認できます。
また「URL共有」機能を使えば、理事や関係者と比較表を共有でき、理事会前に各自が内容を確認すれば、会議時間が短縮できるでしょう。
見積もりの採用も、ボタン一つで簡単です。事業者内定後は、マンション修繕なび担当者から連絡があり、面談や受発注のやり取りに進みます。
③マイページで工事見積が管理できる!
組合情報登録後は組合のマイページが作成されるため、他の見積もりの進捗状況や過去の見積内容を確認できます。これらデータは組合の履歴として保存できるため、紙媒体の保管に比べ、振り返りが容易になることは間違いありません。紙ファイルの保管場所がない組合も便利ですね。
4.感動!マンション担当者の業務がアプリでできる!!
管理会社のマンション担当者として実務経験を持つ私ですが、このアプリを使用してみた感想はズバリ、「担当者が不要になるんじゃない!?」というものでした。
マンション担当者の主な職務に、マンション共用部分の修繕を組合に提案する業務があります。このため担当者は、修繕見積取得~理事会資料作成~理事会承認と発注という流れを日々繰り返しています。この「マンション修繕なびアプリ」を利用すれば、進捗管理から見積もり取得、情報共有、発注、履歴管理まで一連の業務を組合自身で行うことが可能です。担当者へ感じている「対応が遅い」や「何もしてくれない」という不満を組合の力で解決できるかもしれません。もちろん、相見積もりによる経費削減効果も大いに期待できるでしょう。
以前友人の翻訳家が、AI翻訳機能をテスト利用した際「翻訳家が不要な時代が来た。驚きで手が震えた!」と、言っていたことを思い出しました。
遅ればせながら、マンション管理にも新たな時代が到来したようです。

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いかがでしたか?
進化した「マンション修繕なびアプリ」について、イメージを持っていただけたでしょうか。
まだマンション修繕なびのサービスを利用したことがない皆さんも、ぜひ新しい「マンション修繕なびアプリ」の使い心地を体感してください。
これからの組合運営に不可欠なツールとなることでしょう。

マンション管理
コンサルタント事務所
代表 大野 かな子
(マンション管理士)
国内メーカー勤務後、大手管理会社でマンション担当者として勤務。
これからのマンション管理には、“管理会社管理”や“自主管理”とは異なる第三の選択肢が必要と考え、マンション管理組合に対する管理ノウハウを提供し実務を支援する「ちいさな管理」を立ち上げる。
(株)ビル新聞社が発行する「ビル新聞」へマンション管理コラムを連載中。
マンション管理の専門家として、マンション管理に関する市場調査レポートを発表している。
ちいさな管理ホームページ:
https://s-kanri.com
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