マンション修繕なびコラム 知ってる?!マンションの防火管理者とは

2025.2.21

知ってる?!マンションの防火管理者とは

こんにちは、マンション修繕なび 登録マンション管理士の大野です。

皆さんの組合で、防火管理者の選任に苦労することはありませんか?理事会で防火管理者に選任されたけど、防火管理者ってなに?!という方も多いかもしれません。この記事では、防火管理者について必要な資格やその職務をご説明します。


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1.防火管理者とは

管理組合の「防火管理者」は、マンションの火災を未然に防止し、火災の際には被害を最小限にとどめるための対策を担う責任者です。主な職務は、消防計画の作成、消防訓練の実施、避難路等の維持管理です。

建物の収容人員が50人以上の場合に防火管理者の選任義務があり、延べ面積500㎡以上の場合は「甲種防火管理者」の選任が必要となります。大部分の管理組合では甲種防火管理者の専任が必要です。

2.防火管理者は資格が必要

一般的には、マンションに居住する組合員(もしくはその家族)の中から専任された候補者が、防火管理資格を取得し、防火管理者となります。 新規で甲種防火管理者資格を得るためには、丸2日間の講習を受講しなければなりません。平日の二日間を講習に割く必要があり、なかなか厄介です(※大阪市などは土日にも講習が開催されています)。

防火管理者資格は、一定以上の病院、工場、学校などの施設管理者、飲食店店長・店舗の管理監督者など取得が求められる場合があります。(面積や収容人数による)このほか、建物管理関連業務に従事する際にこの資格の取得が必要な場合があり、職場で重宝することもあります。

3.防火管理者の仕事

資格取得後は、消防署への消防計画の届出のほか、定期的な消防訓練の実施、万一の場合の避難経路等を維持管理するなどの業務を担います。これらの業務は、管理会社によって代行されるのが一般的で、理事長などの業務と比較すると実際の負担は極めて限定的です。しかし、火災が発生した場合に管理責任を問われるリスクがあり、心理的な負担感と資格取得の手間が相まって、防火管理者は敬遠される役職です。

4.防火管理者は誰がなる?

私が管理会社でマンションの担当者をしていた頃、防火管理者就任を依頼するときは、「防火管理者資格を取られて就任されれば、次回の理事輪番時にも防火管理者に就任できてとても楽ですよ」とご説明していました。2日間の講習を受講する必要がありますが、日々の業務は管理会社がサポートします。

これも組合の仕事ですから、本来は組合員の中から選任するのがベストです。先にご説明したように、防火管理者資格を必要とする職業もあることから、組合員の中には、すでに防火管理者資格を保有する方がいるかもしれません。この場合は防火管理者就任を依頼することも一案です。 引き受け手がいない場合には、外部の企業に業務を委託することも可能です。

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いかがでしたか?
管理組合が選任する防火管理者についてご理解いただけましたか?資格取得と心理的負担という負荷はありますが、交代しながらも組合員で引き受けていくことが重要ではないでしょうか。 管理組合運営について相談したい!そんな時は、マンション修繕なび にご相談ください。事前審査をパスした信頼できる専門家をご紹介し、皆さまの課題解決をお手伝いします。初回無料でご相談できます。ぜひ活用ください。

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マンション管理
コンサルタント事務所
代表 大野 かな子
(マンション管理士)

国内メーカー勤務後、大手管理会社でマンション担当者として勤務。
これからのマンション管理には、“管理会社管理”や“自主管理”とは異なる第三の選択肢が必要と考え、マンション管理組合に対する管理ノウハウを提供し実務を支援する「ちいさな管理」を立ち上げる。
(株)ビル新聞社が発行する「ビル新聞」へマンション管理コラムを連載中。
マンション管理の専門家として、マンション管理に関する市場調査レポートを発表している。
ちいさな管理ホームページ:
https://s-kanri.com

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